2019年11月

3年生 歌劇メンバーの名言。

「先生、11月はなぜ?31日までないんですか?」


これを冗談ではなく大真面目に伝えて来るから、うける。笑



私も思います。


「なんでー?1日30時間ないんだー!!!!」



時間がほしいー!!!

IMG_2260

IMG_2259
IMG_2258
IMG_2264
白か、黒かが重要なのではなく、その間に存在する無限の色こそが重要と説いてみたところで、こんな自分も存在する。


それは、このマーチングコンテスト全国大会へ臨むにあたり、多くの方々のご苦労があった。その方々に対し、目に見える結果を残せなかった自分に対する否定感である。


何よりもあんなにも苦しく辛い思いをしながら頑張り続けた生徒たちへ目に見える結果を残せてやれなかった自分に対する否定感である。



矛盾しているが、確実に私の中にある。















が、立ち止まって考えた時。


私は幸いにも目に見える結果を残せた時と、残せなかった時、両方経験させて頂いている。




結果を出した生徒たちと、残念ながら出せなかった生徒たちとのことを考えてみた。



結論。

何も変わらない。

彼らのその後の人生において何も変わらない。

大切なものは目に見える結果ではないことがわかる。




それは、市船吹奏楽部の軸が全くブレていないことを表しているとも言える。











勝ち続けることは怖い。

なぜか?

勝ち続けると、「何の為に」の「何の」が全く違うものになってしまう。「何の」=「勝ち続ける」になってしまう。これは怖い。

勝ち続けると、勝ちにのみ目が眩み、如何なる手段をも使おうとする。当然、本質を忘れ、『勝ち続ける」ことが目的となる。その時点でもはや学校とは程遠いものになってしまう。実に恐ろしい。しかも指導者はその恐ろしさに気付いていない場合が多い。


私がもし勝ち続けていたら、そうなっていないとは言い切れない。私は如何なる手段を使ってでも勝とうとしているかもしれない。






また、負け続けるのも怖い。負け続けると卑屈になってしまう。悪い意味で開き直り人のせいにするようになる。これは、これで怖い。








学校が学校として存在する目的は自己肯定感を育むことにあると、私は考えている。そうそう簡単にいくものではないが、目的はそこにある。

そうあらねばならない。





コンクール、コンテストに出ることは、手段であり目的ではない。目的はあくまでも自己肯定感を育むことにある。



昨夜、ミーティングをし、生徒たちは次を見据えている。次に動き出している。今日の帰りのバスでは吹劇「jupiter 人工知能AI 人間であることの意味」の歌合奏を行っていた。




定期演奏会もまた手段。目的ではない。この手段は絶大なる効果を持つ。




市船の生徒はもうそこに向かっている。

己の魂を込め、自分がここ市船吹奏楽部で生きた証を求め、最後の舞台へと向かっている。



12月25日 最終公演が終わった時、美咲たちが自己実現し、達成感と充実感の中、自己肯定していることを願う。












写真は、

吹劇歌合奏に励む部長。


帰りのバスの中でも生徒によるミュージカルステージを考えている通称“歌劇メンバー”。


足柄サービスエリアから見える富士山。


そして最後の写真は約9時間かけて学校に戻り、すぐに帰ることなく、定期演奏会3年パフォーマンスの練習に励む美咲たち。引退まで1ヶ月を切った美咲たち。ここに居られる1秒ですら愛おしい。





実に健全である。





だからこそ、私は目に見える結果を出す為の努力を怠る訳にはいかない。己れの無能は努力で何とかしていくしかない。


決して軸はブレることなく。








IMG_2195
IMG_2197
IMG_2213
IMG_2204
IMG_2207
IMG_2208
IMG_2224
IMG_2226
IMG_2233


本番終えました。


自分の学校はどうしても辛く観て聴いてしまうのですが、市船魂びんびんに感じられた素晴らしい本番でした。思わずポロリ。




本番を観ながら、なんて皆んな楽しそうなのだろう、と感じていました。生き生きしていました。終わった直後の顔もまさに生きていました。羨ましいほど輝いていました。キラッキラでした。


これが何よりです。



なかなか金賞という結果はいただけませんが、私は本番中感動し、ワクワクドキドキ満タンでした。
満足です。


80人の真剣な眼差しとオーラ。
ドラムメジャーたっちゃんの満面の笑顔。
十分です。これ以上望むものは何もありません。





コンクールも、コンテストも審査員の方々のジャッジにより白と黒の結果が下されます。これは普段から述べているように当然のことです。それがコンクールですから。


コンクールとは!!
絶対的なものではありませんが、絶対的なものです。
絶対的なものですが、絶対的なものではありません。




例えば本日の全国大会。
出演順が変われば金銀銅は間違いなく変わることでしょう。
審査員が変われば金銀銅は間違いなく変わることでしょう。
中にはどんな出演順であろうが、審査員がどなたであろうが、必ず金賞という団体もあることでしょう。








何を言いたいかと言いますと、
コンクール、コンテストの結果を追い求めるのは大切なことです。
が、そのようなあやふやなものに振り回されることは大変危険です。特に私たち顧問はそれを肝に銘じておかなければなりません。


私たちは結果に一喜一憂します。当然のことです。結果を目標に頑張って来たのですから。しかし、結果に振り回され軸がぶれてしまったら音楽を皆で作っている意味がなくなります。





確かにコンクールは結果が全てですが、白か黒かというよりも、白(勝)と黒(負)の間に無限の色(勝ち負け以外の大切なこと、勝ち負け以上に大切なこと)が広がっていることに、その意味を今は分からなくても、いつか分かる時が来た時に、ここ市船吹奏楽部で顔晴り通した意味があったのだと思います。



本日、美咲たちの為に大阪城ホールまで、昨年の卒業生青ジャ音巴たちが多数駆け付けてくれました。
まさに無限の色が広がっています。





が、銀賞という結果は謙虚に受け止め、再び精進していきたいと思います。この結果は生徒ではなく、私が受け止めるべきものです。


最後になりましたが、
今まで美咲たちマーチングのサポート、特に保護者の皆様、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。









美咲たちの大阪城ホール、本当に素晴らしいものでした。大阪城ホール中に美咲たちの想いが飛び回っていました。


この想いが飛び回ることが大事なのです!!!



さて!!
明日から定期演奏会へ向け!まっしぐらです!!
1ヶ月後の明日、美咲たちはここ市船吹奏楽部から巣立っていきます。


















IMG_2189
IMG_2185
IMG_2186
IMG_2176
IMG_2178
IMG_2190
奈良学園大学。

大西先生率いられる奈良学園大学マーチングバンド部の専用練習場。マーチング指導者の南光平先生のご紹介により、使わせていただきました。

暖房設備も整っており、素晴らしい環境、マーチングバンド部の皆様の暖かなご配慮により本番当日最高の最終調整が出来ました。

心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。


今、大阪城ホールへ向かっております。

強豪校ひしめく高校の部。
そんな中で再び演奏演技出来ることに感謝し、思いっきり楽しむ。これこそ本番のモットーです。



多くの方々の力により、支えられていることを痛感致します。
美咲たちは幸せものです。



部活動とは誠に素晴らしいものです。
日本が世界に誇れる文化です。



十把一絡げに述べることだけはやめましょう。
愚かです。






IMG_2160
IMG_2167
IMG_2154
IMG_2162

明日!!本番!

いや、もう今日です。


思いっきり楽しんでほしいと思います。




楽しめー!!美咲たちー!!



↑このページのトップヘ