数年前話題となった「日本で一番悪い奴」という映画を観た。実話に基づいているらしい。



立ち直れない程、心が堕ちた。



私たち人は、どうしてこうまで承認欲求の塊なのであろう。


「俺を、私を、僕を、あたいを、認めて、お願いだから認めて、認めて、認めて。」


「あいつより、お前より、あなたより、あんたより下は嫌なんだよ。上にいきてぇーんだよ。なめんなよ。こんなにも一生懸命やってんだから、わかってくれよ。なんでわかってくんねぇーんだよ。」



全編を通して、このような叫び声が絶えず聞こえていた。



そんな映画に思えた、私には。




人間は

どうしてこうも孤独、さびしさに耐えられないのであろう。

どうしてこうもいつもいつも人からの愛ばかりを求めるのだろう。




これでもかと人間の弱さを見せつけられた映画だった。


正直凹んだ。





どうすることも出来ないさびしさは人間を歪んだ所へと突き落として行く。


歪んだ承認欲求。


なんと無様なのであろう。


そして、その無様さを怖いと感じた。



私も同じ人間。












その翌日、

市船吹奏楽部と旭川商業高校との再会。


市船の子達も、旭商の子達も承認欲求の塊である。


「私を認めてほしい。」

両校の生徒たちも心から叫んでいた。



しかし、実にそれが清々しい。

歪んでいない。

気持ちがいいほど真っ直ぐな人を動かす承認欲求である。




自分の言葉で話す、一生懸命伝えようとする旭商の部長ミントと市船部長美咲の言葉に私は涙が止まらなかった。こんなにも爽やかで素直でストレートで、人を幸せにさせる承認欲求。映画を観てどん底まで堕ちたことが嘘かのように晴れやかな気持ちになっていた。






しかし、現実社会では歪んだ承認欲求に街が覆い尽くされている。平気で人を裏切り、騙す。蹴落とす。何の躊躇なく。自分さえよければいい。それでいい。




この違いは何なんだ?


出会いだ。

























私たち人間は誰もが承認欲求の塊である。それは悪いことではない。ごく自然なことである。


しかしながら、この方向性を誤ると承認欲求は世界を破滅させる力となる。

それこそが人間の最も恐ろしい面である。


わかりやすく言えばヒトラー。




















教育とは、

この私たち人間誰もが持つ承認欲求を歪んだものではなく、清々しく健全なものへと導くことでもあるのだと考えさせられた数日間であった。


覚悟が必要。


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海を越えた仲間。


一生涯、付き合っていけーーーー!!!!



出会いは人を救う。
出会いは人を殺す。