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市船吹奏楽部初の4回公演を終えました。

よくぞやり抜いた美咲たち。
ラスト4回目の最終公演はまさに気力のみ。その気力こそ、この3年間で培われた力。


4回公演。満員御礼。
これは保護者会の皆様、後援会の皆様、親父会の皆様、OBOGの皆様のお陰です。この場をお借りし、厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。心より感謝致します。皆様方あってこその現役の活動です。皆様方に支えられ守られ、やり通すことが出来た『美咲たち』は幸せ者です。今後も様々な場面でのご支援、ご協力を何卒お願い致します。美咲たちを守ってあげてください。




この約30年間の教員生活。
「諦めるな」何千人の生徒に何千回言って来たことでしょうか。
今回の定期演奏会を作っている間、何度も悪魔が囁きます。「もうこんなもんで十分だよ。諦めてしまえよ。」と。疲労困憊の生徒たちを目の前にし、何度も「こんなもんでいいか。」と諦めかけました。
しかし、その度に

矢澤葉月(サックスパートリーダー、YOSAKOIリーダー、吹劇リーダーの生徒)がいます。その葉月の直向きな姿を見る度に、赤ジャ3年美咲たちの為に妥協などあり得ない。自分自身が納得出来ないものをお客様の前で披露する訳にはいかない、と強く考え直しました。
例えば吹劇のある場面を一度作りながら、全て変更したり、ある場面を加えたり、時間がないことを重々承知していながら、美咲たちの底力だけを信じて納得出来るまで作り直し、文字通りギリギリまで練習し続けました。執念でした。執念は吹劇に限らず、他のステージもです。決して諦めませんでした。


特に吹劇に関しましては、

そんな私の気持ちに応えてくださる演出家、振付師、ダンサーである三森渚先生に言葉では表現出来ないほど感謝しております。三森渚先生の常人では思いもつかないような演出、振り付けがなければ、市船の吹劇は存在していません。
そして樽屋雅徳先生の心に響く楽曲の数々。樽屋先生にも今回は作り直して頂いた曲もありました。


そこまでしてでも納得出来るものにしなければならないと、教えてくれたのが、矢澤葉月はじめとする赤ジャ3年生でした。特に私は葉月の誠実さと直向きさに心打たれていました。もし生徒がいい加減だったら、ここまでしていなかったと思います。


そうです。
振り返ってみると、いつも生徒に助けられていました。誠実に直向きに顔晴る生徒がいなかったら、私はとてもではありませんが、とうの昔に諦めていたと思います。
生徒に対し「決して諦めるな。」と言い続けた言葉を生徒は真摯に受け止めていました。血となり肉となっていました。
教師冥利に尽きます。そして生徒に助けられる私は世界一の幸せ者だと思いました。

これは美咲たちだけではありません。過去、どの代も同じです。
生徒に助けられ、最終的にはゴールに辿り着けました。


ご覧になられた多くの方々が「市船吹奏楽部の定期演奏会は暖かい。人間味に溢れている。先輩後輩関係なく仲が良いでしょう。」と言ってくださいます。

私にとりまして、これ以上の言葉はありません。ありがたくて、ありがたくて、もったいなくて、もったいなくて、今回の定期演奏会でも何度心が震えたことでしょうか。
この年齢になっても、こんなジジイが心の底から震える体験を今も尚させて頂けること、生徒たちに「ありがとうございます。」しかありません。



この部活動文化を日本から消し去ってしまっていいのでしょうか。
学校教育から部活動文化を切り離してしまって本当にいいのでしょうか。


学校を、子どもたちを白黒にしていいのでしょうか。


子どもたちにはそれぞれの色があります。実に鮮やかです。

今。日本の教育は、その鮮やかな色を白黒にしようとしているとしか思えません、私には。
恐らく白黒に向かっていることさえ気付いていない上の方々も数多くいらっしゃると思います。自分たちが推し進めていることに正義を感じ、美学を感じ信じて疑わない方々が数多くいらっしゃると思います。

実に恐ろしい。危険極まりないことです。






美咲たちが鮮やかに咲き誇る姿をその方々に観ていただきかったと思います。

この表情をご覧になられ、あなた方は何も感じないのですか。と問いたい。



学校は勉強する所ではありません。
学校は自己肯定感を得るところです。
それは社会も同じなのだと思います。会社員も、自営業も、何もかも、誰もが自己肯定感を得る為に生きているのだと思います。

勉強だとか、部活動だとか、行事だとか、そんな枝葉末節なことに拘るのではなく、今こそ大局的な視野に立ち、学校教育を考えないと、学校が死にます。それは、この国が死ぬことを意味しています。

大袈裟ではありません。

学校は勉強する所。という固定観念を捨てましょう。

学校は自己肯定感を得るところです。

自己肯定感を得る為に
ある子には数学が必要
ある子には文学が必要
ある子にはサッカーが必要
ある子には体育祭が必要
ある子には市船吹奏楽部のような活動が必要。


そんな風にもっと多種多様な価値観を学校が持たなかったら学校は死にます。


学校は勉強する所ではありません。
学校は自己肯定感を得るところです。

私はこの考え方を日本中に浸透させたいと考えています。


学校を、世の中を、世界を白黒にしてはなりません。生きにくい世界を作ってはなりません。


私たち人間は白黒ではありませんから。



私も、あなたも。
























もう市船吹奏楽部には、
赤色の風も吹いていなければ、匂いさえありません。

今は緑色のぎこちない風にもならない風、香りさえない、吹き渡るというより、迷いに迷いながら漂っています。
しかし、これとて当たり前のこと。

近いうちに緑色の風が吹き渡ることでしょう。



こうして市船吹奏楽部は回っていきます。
指導者と生徒が入れ替わりながら。





最後になりましたが、岐阜県からお越しくださいましたM様、ありがとうございました。もし宜しければ市船吹奏楽部ホームページアドレスの方へ直接ご連絡いただけますでしょうか。